令和6年度 伊計島招豊年祭
2024年11月23日~25日、うるま市の伊計島で、5年に一度の伊計島招豊年祭が開催。
24日の正日、道ジュネーから野外舞台(琉球舞踊、組踊)の様子を紹介します。
午前9時頃、伊計公民館に到着。
着付けを見学しながら、集合写真待ち。
全員の顔が写るよう立ち位置の調整に時間がかかりましたが、無事に集合写真が撮れました。
午前10時前、伊計島共同スーパー前で、棒術が始まりました。
午前10時過ぎ、道ジュネーの出発。
先頭の男性が、ニットリタマインヤーの人で、ウドゥイ神(踊り神)を担っています。
旗頭、棒術や舞台衣装を着た人達が続きます。
まずは、ウドゥイガミ(天神堂)で琉球舞踊(かぎやで風)の奉納。
続いて、棒術の奉納。
次は、ヌンドゥンチ(ヌル殿内)に移動して、琉球舞踊と棒術の奉納。
ヌンドゥンチから次の拝所に移動します。
カンヌチヤー(あがり宮)でも、琉球舞踊と棒術の奉納。
道ジュネーは、細い道も通ります。
最後の拝所カワバタヤー(ニーガンウドン)での琉球舞踊と棒術の奉納。
道ジュネーは、野外舞台のある伊計公園運動場(ウドゥイナー)へ。
野外舞台に到着すると、旗頭を舞台横に立てます。
舞台の上をグルグル廻って、集まった人達に顔見せ。
休憩後に功労者の表彰などがありました。
正午頃、舞台芸能が開始。
演目1「御祓い棒」と棒術で、場を清めます。
演目2「幕開け」。
伊計古典愛好会の演奏です。
演目3、琉球舞踊「かぎやで風」。
座開きの定番の古典舞踊です。
伊計島の豊年祭では、各演目で舞台に花金を投げ込みます。
各演目が終わると、花金の回収と各演者の紹介がありました。
演目4「長者の御大主」。
福禄寿の三徳を兼備した長者と子、孫が登場して、五穀豊穣と村の繁栄を祈願します。
孫の舞踊は元気が良いですね。
ウチナー口の囃子も入れて踊っていました。
演目5、琉球舞踊「上り口説」。
古典二才踊で、琉球の役人が薩摩藩に出張する際の道行(首里観音堂~山川港)を歌っています。
演目6、琉球舞踊「踊いクワディーサー(四つ竹)」。
古典女踊で、四つ竹を打ち鳴らしながら踊る祝儀舞踊です。
演目7、琉球舞踊「汀間当」。
雑踊で、首里の役人と田舎娘の恋を表しています。
※演目8「高平良萬歳」は、後ろに移動しました。
演目9、琉球舞踊「松竹梅(松竹梅鶴亀)」。
雑踊「松竹梅鶴亀」は、松、竹、梅、鶴亀の踊りの後に、総踊りがあるお目出たい踊りです。
演目10「薙刀」。
女性ですが、勇ましいですね。
演目11「棒術」(写真は省略)。
演目12、組踊「伏山仇討(伏山敵討)」。
一般には「伏山敵討」ですが、伊計島では「伏山仇討」と呼ばれています。
棚原の若按司と臣下・富盛大主が、天願の按司に仇討ちをする組踊です。
詳しい内容は、前回2019年のブログ「うるま市の伊計島招豊年祭 その3(組踊「伏山仇討」)」をご覧ください。
演目13、琉球舞踊「浜千鳥」。
雑踊で、旅先で遠く離れた恋人や故郷を思う内容です。
演目14、琉球舞踊「下り口説」。
古典二才踊で、「上り口説」とは逆に、薩摩から琉球に帰って来る道行を歌っています。
演目15、琉球舞踊「昔ぬ若さ」。
創作舞踊で、司会の人によると1回踊ると10年若返るそうです。笑
演目16、琉球舞踊「谷茶前」。
雑踊で、漁村の日常を描いた踊りです。
演目8、琉球舞踊「高平良萬歳」。
古典二才踊で、組踊「万歳敵討」から独立した踊り。
謝名子と慶雲の兄弟が、高平良御鎖に仇討ちする内容です。
演目17、琉球舞踊「貫花」。
貫花は、文字通り貫いた花で、小道具の花の房の事。
花飾りを作って、愛しい人にあげたいという内容。
演目18、「空手、古武術」。
妙武館山田道場の演武でした。
演目19、琉球舞踊「八重瀬の萬歳(波平大主道行口説)」。
古典二才踊で、組踊「忠臣身替」から独立した踊り。
波平大主が、平安名大主と吉田子が裏切ったと勘違いして、平安名大主を問い糾しに行く場面です。
最後の演目「棒術」。
午後5時頃に、舞台での芸能が終わりました。
演目も多く楽しめたので、伊計島の人達に感謝です。
また5年後も見学したいですね。
地図をGoogleマップで表示
24日の正日、道ジュネーから野外舞台(琉球舞踊、組踊)の様子を紹介します。
午前9時頃、伊計公民館に到着。
着付けを見学しながら、集合写真待ち。
全員の顔が写るよう立ち位置の調整に時間がかかりましたが、無事に集合写真が撮れました。
午前10時前、伊計島共同スーパー前で、棒術が始まりました。
午前10時過ぎ、道ジュネーの出発。
先頭の男性が、ニットリタマインヤーの人で、ウドゥイ神(踊り神)を担っています。
旗頭、棒術や舞台衣装を着た人達が続きます。
まずは、ウドゥイガミ(天神堂)で琉球舞踊(かぎやで風)の奉納。
続いて、棒術の奉納。
次は、ヌンドゥンチ(ヌル殿内)に移動して、琉球舞踊と棒術の奉納。
ヌンドゥンチから次の拝所に移動します。
カンヌチヤー(あがり宮)でも、琉球舞踊と棒術の奉納。
道ジュネーは、細い道も通ります。
最後の拝所カワバタヤー(ニーガンウドン)での琉球舞踊と棒術の奉納。
道ジュネーは、野外舞台のある伊計公園運動場(ウドゥイナー)へ。
野外舞台に到着すると、旗頭を舞台横に立てます。
舞台の上をグルグル廻って、集まった人達に顔見せ。
休憩後に功労者の表彰などがありました。
正午頃、舞台芸能が開始。
演目1「御祓い棒」と棒術で、場を清めます。
演目2「幕開け」。
伊計古典愛好会の演奏です。
演目3、琉球舞踊「かぎやで風」。
座開きの定番の古典舞踊です。
伊計島の豊年祭では、各演目で舞台に花金を投げ込みます。
各演目が終わると、花金の回収と各演者の紹介がありました。
演目4「長者の御大主」。
福禄寿の三徳を兼備した長者と子、孫が登場して、五穀豊穣と村の繁栄を祈願します。
孫の舞踊は元気が良いですね。
ウチナー口の囃子も入れて踊っていました。
演目5、琉球舞踊「上り口説」。
古典二才踊で、琉球の役人が薩摩藩に出張する際の道行(首里観音堂~山川港)を歌っています。
演目6、琉球舞踊「踊いクワディーサー(四つ竹)」。
古典女踊で、四つ竹を打ち鳴らしながら踊る祝儀舞踊です。
演目7、琉球舞踊「汀間当」。
雑踊で、首里の役人と田舎娘の恋を表しています。
※演目8「高平良萬歳」は、後ろに移動しました。
演目9、琉球舞踊「松竹梅(松竹梅鶴亀)」。
雑踊「松竹梅鶴亀」は、松、竹、梅、鶴亀の踊りの後に、総踊りがあるお目出たい踊りです。
演目10「薙刀」。
女性ですが、勇ましいですね。
演目11「棒術」(写真は省略)。
演目12、組踊「伏山仇討(伏山敵討)」。
一般には「伏山敵討」ですが、伊計島では「伏山仇討」と呼ばれています。
棚原の若按司と臣下・富盛大主が、天願の按司に仇討ちをする組踊です。
詳しい内容は、前回2019年のブログ「うるま市の伊計島招豊年祭 その3(組踊「伏山仇討」)」をご覧ください。
演目13、琉球舞踊「浜千鳥」。
雑踊で、旅先で遠く離れた恋人や故郷を思う内容です。
演目14、琉球舞踊「下り口説」。
古典二才踊で、「上り口説」とは逆に、薩摩から琉球に帰って来る道行を歌っています。
演目15、琉球舞踊「昔ぬ若さ」。
創作舞踊で、司会の人によると1回踊ると10年若返るそうです。笑
演目16、琉球舞踊「谷茶前」。
雑踊で、漁村の日常を描いた踊りです。
演目8、琉球舞踊「高平良萬歳」。
古典二才踊で、組踊「万歳敵討」から独立した踊り。
謝名子と慶雲の兄弟が、高平良御鎖に仇討ちする内容です。
演目17、琉球舞踊「貫花」。
貫花は、文字通り貫いた花で、小道具の花の房の事。
花飾りを作って、愛しい人にあげたいという内容。
演目18、「空手、古武術」。
妙武館山田道場の演武でした。
演目19、琉球舞踊「八重瀬の萬歳(波平大主道行口説)」。
古典二才踊で、組踊「忠臣身替」から独立した踊り。
波平大主が、平安名大主と吉田子が裏切ったと勘違いして、平安名大主を問い糾しに行く場面です。
最後の演目「棒術」。
午後5時頃に、舞台での芸能が終わりました。
演目も多く楽しめたので、伊計島の人達に感謝です。
また5年後も見学したいですね。
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