2024年8月3日、南城市仲村渠で行われた綱引きを見学。
仲村渠の綱引きは、松明と提灯の灯りの雰囲気が良かったです。
また、ホラ貝や銅鑼、金鼓(チンク)、太鼓の音の洪水でした。
綱引き後は、カナチ焼きの儀式に同行しました。

綱寄せ@南城市の仲村渠綱曳き


仲村渠では、旧暦6月25日にアミシヌ御願を行って、余興として綱引きを行っていました。
近年は、人数が必要な綱引きについては、旧暦6月25日の週の土曜日に変更されています。
8月3日(土)の午後7時頃、会場の南城市立仲村渠児童館に到着。
午後7時半頃、全体ガーエーが、予定通りに始まりました。

全体ガーエー@南城市の仲村渠綱曳き

全体ガーエー@南城市の仲村渠綱曳き

棒の演舞の後は、マチ棒(巻棒)。
巻棒では、棒を持った大勢の男性が、一列になってグルグル会場を走り回ります。

マチ棒(巻棒)南城市の仲村渠綱曳き

マチ棒(巻棒)@南城市の仲村渠綱曳き

マチ棒(巻棒)@南城市の仲村渠綱曳き

上組(上渠)と下組(下渠)に分かれてガーエー。
松明の灯りで、雰囲気が出ています。
下の写真は、下組のガーエー。

下組のガーエー@南城市の仲村渠綱曳き

会場横まで、綱を運びます。
下の写真は、上組の様子。
松明の灯りと太鼓の音で、神聖な感じです。

綱出し@南城市の仲村渠綱曳き

綱出し@南城市の仲村渠綱曳き

綱が、目の前を通り過ぎます。

綱出し@南城市の仲村渠綱曳き

綱出し@南城市の仲村渠綱曳き

会場横に綱が到着すると、再び棒術。

棒術@南城市の仲村渠綱曳き

午後8時半過ぎ、上組と下組の綱を繋ぐ、綱寄せが始まりました。
仲村渠では、綱を担いだ状態で、カヌチ棒を入れます。

綱寄せ@南城市の仲村渠綱曳き

綱寄せ@南城市の仲村渠綱曳き

綱寄せ@南城市の仲村渠綱曳き

綱寄せ@南城市の仲村渠綱曳き

カヌチ棒が入りました。

カヌチ棒が入った瞬間@南城市の仲村渠綱曳き

すぐに綱が下に落とされて、綱引きが始まります。

南城市の仲村渠綱曳き

南城市の仲村渠綱曳き

南城市の仲村渠綱曳き

綱引きは2回戦あって、最初は上組、2回目は下組の勝利でした。
綱引きの後は、喜びのガーエー。

綱引き後のガーエー@南城市の仲村渠綱曳き

綱引き後のガーエー@南城市の仲村渠綱曳き

午後9時過ぎ、カナチ焼きの儀式に出発。

カナチ焼きの儀式に出発@南城市の仲村渠綱曳き

集落の一番端で、カナチを焼きます。
おそらく、厄払いや火災予防といった呪術的な意味があると思います。
参加者は、お酒を頂きました。

カナチ焼きの儀式@南城市の仲村渠綱曳き

夜間に行われる綱引きは、雰囲気があって良いですね。

南城市の仲村渠綱曳き 2024の地図
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