2024年8月16日(ウンケー、旧盆1日目)、那覇市字大嶺のシーシケーシ(獅子舞道ジュネー)を見学。
字大嶺御嶽の神屋での御願の後、獅子舞を先頭に練り歩きました。
途中、大嶺ノロ殿内などで獅子舞の演舞が行われました。

那覇市字大嶺のシーシケーシ(獅子舞道ジュネー)


字大嶺の獅子舞が始まった年代は、不明と云われています。
沖縄戦により獅子頭が行方不明となり一旦は途切れますが、1961(昭和36)年に金城亀栄(入瀬底)によって復元されました。
2004(平成16)年に金城清議(入瀬底)が戦後2代目を製作。
現在は、2015(平成27)年に金城政順(金城小)による3代目です。

字大嶺の獅子舞が、現在の行政区名と違うのは以下の為です。
大嶺は、戦前には現在の那覇空港の辺りに在りました。
1931(昭和6)年から1943(昭和18)にかけて旧日本軍が5回の土地収用を行い、小禄飛行場(後に那覇飛行場)となりました。
そして戦後は米軍が駐留します。
その為、元大嶺の住民は、戦後に収容所を出た後に元の土地に戻れず、多くの人達は最終的に現在の那覇市宇栄原・田原に移住しました。

字大嶺自治会館に午後8時半頃に到着。
出発は午後8時の予定でしたが、通り雨のため15分位遅れました。
まずは、字大嶺御嶽の神屋での御願。

御願@那覇市字大嶺のシーシケーシ(獅子舞道ジュネー)

御願@那覇市字大嶺のシーシケーシ(獅子舞道ジュネー)

最初の獅子舞の演舞が始まりました。

那覇市字大嶺のシーシケーシ(獅子舞道ジュネー)

那覇市字大嶺のシーシケーシ(獅子舞道ジュネー)

道ジュネーへ出発。

那覇市字大嶺のシーシケーシ(獅子舞道ジュネー)

大嶺の獅子舞は、元気が良い(気性が荒い?)です。

那覇市字大嶺のシーシケーシ(獅子舞道ジュネー)

やるのか?って感じですね。笑

那覇市字大嶺のシーシケーシ(獅子舞道ジュネー)

もちろん噛みつきます。

那覇市字大嶺のシーシケーシ(獅子舞道ジュネー)

ワクヤーが、獅子舞を誘っています。
※ワクヤーがこの態勢に入ると、獅子舞保存会の人達が周りの観客のガードを固めます。

那覇市字大嶺のシーシケーシ(獅子舞道ジュネー)

観客に襲いかかる獅子舞。笑
もう止められないです。

那覇市字大嶺のシーシケーシ(獅子舞道ジュネー)

那覇市字大嶺のシーシケーシ(獅子舞道ジュネー)

獅子舞をなだめながら移動。

那覇市字大嶺のシーシケーシ(獅子舞道ジュネー)

最後に字大嶺自治会館で演舞。

那覇市字大嶺のシーシケーシ(獅子舞道ジュネー)

大嶺の獅子舞は、大迫力!

那覇市字大嶺のシーシケーシ(獅子舞道ジュネー)

那覇市字大嶺のシーシケーシ(獅子舞道ジュネー)

那覇市字大嶺のシーシケーシ(獅子舞道ジュネー)

字大嶺の獅子舞は、他にウークイ(旧盆3日目、旧暦7月15日)、八月十五夜(旧暦8月15日)にも行われます。
興味のある人は、是非参加してみて下さい。

那覇市字大嶺のシーシケーシ(獅子舞道ジュネー) 2024の地図
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