浜比嘉島の旧正月(年頭拝み) 2024
2024年2月10日(旧正月)、浜比嘉島で「年頭拝み」を見学しました。
12か所の拝所を廻って、家族の健康、豊穣、村の繁栄などを祈願する行事です。
5番目の拝所「シルミチュー」での琉球舞踊の奉納は、良い雰囲気でした。
午前9時頃、ノロ殿内(ヌン殿内)での「年頭拝み」が始まりました。
2番目の拝所「地頭代火の神」。
3番目の拝所「ソージガー」。
神様がシルミチューからの帰りに、手足を洗ったと云われています。
4番目の拝所「ソージ御嶽」。
正確には、山頂付近にある「ソージ御嶽」の遥拝所(お通し)です。
シルミチューの参道。
シルミチューは、琉球の創世神話に登場するシロミキヨの方言名です。
5番目の拝所「シルミチュー」。
琉球開闢の祖神、アマミチューとシルミチューが住んでいた場所です。
洞窟内にある鍾乳石は、子宝の授かる霊石として崇拝されています。
普段は扉に鍵がかかっていて、洞窟内へ入れません。
しかし、旧正月の時だけ開放されて、内部で「年頭拝み」が行われます。
「年頭拝み」の終了後、一般の人も「シルミチュー」に入ることが出来ます。
ノロ(女性神職者)が、御願に入っていきました。
見学の人は、外で手を合わせます。
唄三線の後、琉球舞踊の奉納が始まりました。
まず、ノロによる老人踊「かぎやで風」。
続いて、若手立方による琉球舞踊の奉納。
二才踊「上り口説」。
雑踊「貫花」(武富節)。
二才踊「湊くり節」(湊くり節・中作田節)。
創作舞踊「あやかり節」。
6番目の拝所「久場島御嶽遥拝所」。
久場島にある「久場島御嶽」への遥拝所(お通し)です。
『琉球国由来記』では、「久場島ノ嶽」(神名:マネヅカサノ御イベ)と記載されています。
7番目の拝所「アマミチューの墓」。
『琉球国由来記』では、「アマミゾ嶽」(神名:イシヅカサノ御イベ)と記載されています。
8番目の拝所「ハマガー」。
比嘉部落のウブガー(産井泉)、また正月の若水を汲む井泉。
9番目の拝所「ノロ墓」。
10番目の拝所「バン殿内」。
先祖がウッチ(掟)をしていたのでバン殿内というそうです。
一番座にシルミチューの神が祀られています。
11番目の拝所「エーグチ神屋」。
ワークガーというソージ御嶽の神が祀られています。
最後の拝所「テーラ神屋」。
アマミチューの神が祀られています。
午後1時前には、「年頭拝み」が終了しました。
比嘉漁港に行ってみると、旧正月なので、漁船には沢山の大漁旗がはためいていました。
地図をGoogleマップで表示
12か所の拝所を廻って、家族の健康、豊穣、村の繁栄などを祈願する行事です。
5番目の拝所「シルミチュー」での琉球舞踊の奉納は、良い雰囲気でした。
午前9時頃、ノロ殿内(ヌン殿内)での「年頭拝み」が始まりました。
2番目の拝所「地頭代火の神」。
3番目の拝所「ソージガー」。
神様がシルミチューからの帰りに、手足を洗ったと云われています。
4番目の拝所「ソージ御嶽」。
正確には、山頂付近にある「ソージ御嶽」の遥拝所(お通し)です。
シルミチューの参道。
シルミチューは、琉球の創世神話に登場するシロミキヨの方言名です。
5番目の拝所「シルミチュー」。
琉球開闢の祖神、アマミチューとシルミチューが住んでいた場所です。
洞窟内にある鍾乳石は、子宝の授かる霊石として崇拝されています。
普段は扉に鍵がかかっていて、洞窟内へ入れません。
しかし、旧正月の時だけ開放されて、内部で「年頭拝み」が行われます。
「年頭拝み」の終了後、一般の人も「シルミチュー」に入ることが出来ます。
ノロ(女性神職者)が、御願に入っていきました。
見学の人は、外で手を合わせます。
唄三線の後、琉球舞踊の奉納が始まりました。
まず、ノロによる老人踊「かぎやで風」。
続いて、若手立方による琉球舞踊の奉納。
二才踊「上り口説」。
雑踊「貫花」(武富節)。
二才踊「湊くり節」(湊くり節・中作田節)。
創作舞踊「あやかり節」。
6番目の拝所「久場島御嶽遥拝所」。
久場島にある「久場島御嶽」への遥拝所(お通し)です。
『琉球国由来記』では、「久場島ノ嶽」(神名:マネヅカサノ御イベ)と記載されています。
7番目の拝所「アマミチューの墓」。
『琉球国由来記』では、「アマミゾ嶽」(神名:イシヅカサノ御イベ)と記載されています。
8番目の拝所「ハマガー」。
比嘉部落のウブガー(産井泉)、また正月の若水を汲む井泉。
9番目の拝所「ノロ墓」。
10番目の拝所「バン殿内」。
先祖がウッチ(掟)をしていたのでバン殿内というそうです。
一番座にシルミチューの神が祀られています。
11番目の拝所「エーグチ神屋」。
ワークガーというソージ御嶽の神が祀られています。
最後の拝所「テーラ神屋」。
アマミチューの神が祀られています。
午後1時前には、「年頭拝み」が終了しました。
比嘉漁港に行ってみると、旧正月なので、漁船には沢山の大漁旗がはためいていました。
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