名護城奉納例祭(名護市城区の豊年祭)
2023年10月23日(旧暦9月9日)、名護城奉納例祭(名護市城区の豊年祭)が行われました。
アパナクでの御願、名護城跡での御願と奉納舞踊、城区公民館での舞台を見学しました。
名護城跡のアサギ庭での奉納舞踊と、公民館での舞踊歌劇・名護山樫木、七福神は必見です。
名護市城区では、旧暦9月9日と10日に、名護城奉納例祭(名護市城区の豊年祭)が行われます。
※アパナクでの御願、名護城跡での御願と奉納演舞は、初日のみ。
午前10時、ひんぷんガジュマルの近くにあるアパナクでの御願が始まりました。
アパナクは、ナングスク(名護城)への遥拝所(お通し)です。
※城区の人達は、元々ナングスクに住んでいました。
アパナクでの御願後には、旧暦9月9日は重陽の節句なので、見学の自分も菊酒を頂きました。
参加者達は、名護城公園にある名護神社に車で移動。
自分も途中まで便乗させてもらいました。
長い階段を登ります。
名護神社に到着。
本殿での御願が始まりました。
※クバヌシチャでの御願は、女性のみが通れる神道の先にあるので見学は遠慮しました。
12時半頃、ナングスクの頂上にある神アサギ前のアサギ庭で、奉納舞踊が始まりました。
若衆踊「かぎやで風」。
続いて、二才踊「上り口説」。
雑踊「浜千鳥」。
二才踊「前之浜」。
スンサーミーで踊るミルク(布袋)。
ミルクは、国頭サバクイにも参加しました。
ぐるぐる廻りながら、踊ります。
スンサーミーで踊るミルク、国頭サバクイの動画を撮影しました。
午後6時半頃、城区公民館での舞台が始まりました。
※戦前から公民館が出来る1994年までは、アサギ庭で村踊りが行われていました。
演目「かぎやで風」「上り口説」「浜千鳥」「前之浜」の写真は、アサギ庭での奉納舞踊で載せているので省略。
二才踊「湊くり節」。
雑踊「貫花」。
国頭サバクイ。
雑踊「むんじゅる」。
創作舞踊「鷲の鳥」。
女踊「四つ竹」。
創作舞踊「花あしび」。
舞踊歌劇「名護山樫木」は、1955年に比嘉宇太郎によって、婦人会活動の一環として創作されました。
第一場(山奉行検分の儀)では、名護山で首里城改築用の御用木の探索が行われ、締縄で「御用木」と印が付けられます。
第二場(盗伐の巻)では、盗賊の二人連れが登場。
2人は字を読めない為、御用木を切り倒して盗もうとします。
しかし、木の精が飛び出してきて、2人は逃げ出します。
第二場(盗伐の巻)の動画です。
第三幕(国頭捌庫理の巻)では、御用木の伐採が行われます。
第四幕(木遣りの巻)では、大勢の村方夫役が集まって、重い御用木になる樫の木を引き出します。
※国頭サバクイの歌詞の内容に合っていますね。
女踊「綛かけ」。
雑踊「松竹梅鶴亀」。
最後の演目「七福神」は、城区の人達が最も誇りにしています。
七福神は、1947年~1948年に、クガニヤマ(玉城金三)と宮平のガッパイ(宮平寿郎)により伝承されました。
構成と解説、七福神の迎え、各神の振り付け等は、比嘉宇太郎と比嘉松栄らによって考案されました。
七福神が船に乗って、城村にやって来ます。(伊計離節、目出度節)
福禄寿の踊り(カタミ節)。
寿老人の踊り(江佐節)。
布袋の踊り(ミルク節)。
弁財天の踊り(ごえん節)。
大黒の踊り(屋慶名コハデサ節)。
恵比寿の踊り(旅千鳥節)。
毘沙門天の踊り(亀甲節)。
総踊り(安波節)。
村の総代(区長)の踊り(中作田節)の後、総代が各神から福を授かります(南嶽節)。
午後10時前、公民館での舞台が終わりました。
外は真っ暗で、灯りの点いた提灯が良い雰囲気でした。
名護市は豊年祭の盛んな地域で、これまで屋部、宮里、川上、数久田の豊年祭を見学していますが、制覇するのには時間がかかりますね。笑
地図をGoogleマップで表示
アパナクでの御願、名護城跡での御願と奉納舞踊、城区公民館での舞台を見学しました。
名護城跡のアサギ庭での奉納舞踊と、公民館での舞踊歌劇・名護山樫木、七福神は必見です。
名護市城区では、旧暦9月9日と10日に、名護城奉納例祭(名護市城区の豊年祭)が行われます。
※アパナクでの御願、名護城跡での御願と奉納演舞は、初日のみ。
午前10時、ひんぷんガジュマルの近くにあるアパナクでの御願が始まりました。
アパナクは、ナングスク(名護城)への遥拝所(お通し)です。
※城区の人達は、元々ナングスクに住んでいました。
アパナクでの御願後には、旧暦9月9日は重陽の節句なので、見学の自分も菊酒を頂きました。
参加者達は、名護城公園にある名護神社に車で移動。
自分も途中まで便乗させてもらいました。
長い階段を登ります。
名護神社に到着。
本殿での御願が始まりました。
※クバヌシチャでの御願は、女性のみが通れる神道の先にあるので見学は遠慮しました。
12時半頃、ナングスクの頂上にある神アサギ前のアサギ庭で、奉納舞踊が始まりました。
若衆踊「かぎやで風」。
続いて、二才踊「上り口説」。
雑踊「浜千鳥」。
二才踊「前之浜」。
スンサーミーで踊るミルク(布袋)。
ミルクは、国頭サバクイにも参加しました。
ぐるぐる廻りながら、踊ります。
スンサーミーで踊るミルク、国頭サバクイの動画を撮影しました。
午後6時半頃、城区公民館での舞台が始まりました。
※戦前から公民館が出来る1994年までは、アサギ庭で村踊りが行われていました。
演目「かぎやで風」「上り口説」「浜千鳥」「前之浜」の写真は、アサギ庭での奉納舞踊で載せているので省略。
二才踊「湊くり節」。
雑踊「貫花」。
国頭サバクイ。
雑踊「むんじゅる」。
創作舞踊「鷲の鳥」。
女踊「四つ竹」。
創作舞踊「花あしび」。
舞踊歌劇「名護山樫木」は、1955年に比嘉宇太郎によって、婦人会活動の一環として創作されました。
第一場(山奉行検分の儀)では、名護山で首里城改築用の御用木の探索が行われ、締縄で「御用木」と印が付けられます。
第二場(盗伐の巻)では、盗賊の二人連れが登場。
2人は字を読めない為、御用木を切り倒して盗もうとします。
しかし、木の精が飛び出してきて、2人は逃げ出します。
第二場(盗伐の巻)の動画です。
第三幕(国頭捌庫理の巻)では、御用木の伐採が行われます。
第四幕(木遣りの巻)では、大勢の村方夫役が集まって、重い御用木になる樫の木を引き出します。
※国頭サバクイの歌詞の内容に合っていますね。
女踊「綛かけ」。
雑踊「松竹梅鶴亀」。
最後の演目「七福神」は、城区の人達が最も誇りにしています。
七福神は、1947年~1948年に、クガニヤマ(玉城金三)と宮平のガッパイ(宮平寿郎)により伝承されました。
構成と解説、七福神の迎え、各神の振り付け等は、比嘉宇太郎と比嘉松栄らによって考案されました。
七福神が船に乗って、城村にやって来ます。(伊計離節、目出度節)
福禄寿の踊り(カタミ節)。
寿老人の踊り(江佐節)。
布袋の踊り(ミルク節)。
弁財天の踊り(ごえん節)。
大黒の踊り(屋慶名コハデサ節)。
恵比寿の踊り(旅千鳥節)。
毘沙門天の踊り(亀甲節)。
総踊り(安波節)。
村の総代(区長)の踊り(中作田節)の後、総代が各神から福を授かります(南嶽節)。
午後10時前、公民館での舞台が終わりました。
外は真っ暗で、灯りの点いた提灯が良い雰囲気でした。
名護市は豊年祭の盛んな地域で、これまで屋部、宮里、川上、数久田の豊年祭を見学していますが、制覇するのには時間がかかりますね。笑
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