石垣市真栄里の豊年祭(オンプール)
2023年7月28日、石垣島で真栄里の豊年祭(オンプール)が、安居嶽(アングンオン)で行われました。
旗頭やイリク太鼓の奉納、ミシャグパーシー(真栄里ではウミシャクパーシィ)などを見学しました。
石垣島では、旧暦6月に豊年祭(プール)が多くの場合に2日間行われます。
初日は、各字の御嶽(オン)で行われる儀式で、今年の収穫を感謝するオンプール。
2日目は、村全体の祭りで、来夏世(クナツユー、来年の世)の豊作を祈願するムラプールと呼ばれます。
※沖縄の稲作は二期作なので、収穫祭をこの時期に行いました。
午後5時頃、あんぐん公園内にある安居嶽の前で、旗頭の演舞が始まりました。
真栄里村の旗頭の旗字は、「天恵」。
イリク太鼓の子供たち。
他にも4団体(八重山商工高等学校旗頭、大浜中学校旗頭、平真小学校真栄里三分会旗頭、石垣市役所旗頭)が集まりました。
5つの旗頭が並ぶと、壮観ですね。
イリク太鼓の奉納。
イリク太鼓は、鉦2人、締太鼓10数人による太鼓踊りで、八重山で広く伝承されています。
※本来は旗頭の奉納が先ですが、台風の影響で風が強かったので、後で行われるガーリーと一緒になりました。
真栄里婦人会による雑踊「稲しり節」。
収穫した籾から玄米を作る作業(脱穀)を表現した歌と踊りです。
今年の収穫の喜びと共に、来年の豊作を予祝しています。
下の動画で、稲しり節の楽しい感じが伝わるかな。
平真小学校真栄里三分会によるお神輿。
真栄里婦人会による「うりずんの詩」。
旗頭の奉納およびガーリー。
余興の終了。
余興後に、日が落ちて暗くなった安居嶽。
安居嶽でのミシャグパーシー(真栄里ではウミシャクパーシィ)。
新穀で作った神酒(豊作の象徴)を供え、また頂く儀式のことです。
酌取人二人と酌受人二人が向かい合って行います。
戦後の一時期は盛んでしたが、次第に行わない年も出てきました。
しかし昭和58年のオンプールから、細江敏雄の研究によるウミシャクパーシィが毎年行われています。
伝統行事の継承は大変ですね。
台風の影響で、天気予報では曇時々雨でしたが、雨が降らなくて良かったです。
次のブログでは、平得との合同ムラプールを紹介します。
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旗頭やイリク太鼓の奉納、ミシャグパーシー(真栄里ではウミシャクパーシィ)などを見学しました。
石垣島では、旧暦6月に豊年祭(プール)が多くの場合に2日間行われます。
初日は、各字の御嶽(オン)で行われる儀式で、今年の収穫を感謝するオンプール。
2日目は、村全体の祭りで、来夏世(クナツユー、来年の世)の豊作を祈願するムラプールと呼ばれます。
※沖縄の稲作は二期作なので、収穫祭をこの時期に行いました。
午後5時頃、あんぐん公園内にある安居嶽の前で、旗頭の演舞が始まりました。
真栄里村の旗頭の旗字は、「天恵」。
イリク太鼓の子供たち。
他にも4団体(八重山商工高等学校旗頭、大浜中学校旗頭、平真小学校真栄里三分会旗頭、石垣市役所旗頭)が集まりました。
5つの旗頭が並ぶと、壮観ですね。
イリク太鼓の奉納。
イリク太鼓は、鉦2人、締太鼓10数人による太鼓踊りで、八重山で広く伝承されています。
※本来は旗頭の奉納が先ですが、台風の影響で風が強かったので、後で行われるガーリーと一緒になりました。
真栄里婦人会による雑踊「稲しり節」。
収穫した籾から玄米を作る作業(脱穀)を表現した歌と踊りです。
今年の収穫の喜びと共に、来年の豊作を予祝しています。
下の動画で、稲しり節の楽しい感じが伝わるかな。
平真小学校真栄里三分会によるお神輿。
真栄里婦人会による「うりずんの詩」。
旗頭の奉納およびガーリー。
余興の終了。
余興後に、日が落ちて暗くなった安居嶽。
安居嶽でのミシャグパーシー(真栄里ではウミシャクパーシィ)。
新穀で作った神酒(豊作の象徴)を供え、また頂く儀式のことです。
酌取人二人と酌受人二人が向かい合って行います。
戦後の一時期は盛んでしたが、次第に行わない年も出てきました。
しかし昭和58年のオンプールから、細江敏雄の研究によるウミシャクパーシィが毎年行われています。
伝統行事の継承は大変ですね。
台風の影響で、天気予報では曇時々雨でしたが、雨が降らなくて良かったです。
次のブログでは、平得との合同ムラプールを紹介します。
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