石垣市平得・真栄里の豊年祭(ムラプール)
2023年7月29日、石垣島で平得・真栄里の合同の豊年祭(オンプール)が、大阿母御嶽(ウフアムオン、ホールザーオン)で行われました。
神司(カンツカサ)による世願い(世乞い)、旗頭ガーリー、ツナヌミン、大綱引きなど見所が沢山でした。
平得と真栄里は、それぞれで豊年祭1日目のオンプールを行いますが、2日目のムラプールは合同で行います。
真栄里村は平得村から分村して創設された(1765年)ことから、両村の繋がりは強いです。
ムラプールは午後5時半頃から始まりますが、少し早めに大阿母御嶽に到着しました。
すぐ近くの平得公民館へ行ってみると、平得の旗頭が、真栄里の旗頭を迎えに出発する所でした。
平得の旗頭を待つ、真栄里の旗頭一行。
平得と真栄里の旗頭の演舞が始まりました。
平得と真栄里の旗頭が、大阿母御嶽に到着。
合計9本の旗頭(平得東(旗字:慈雨)、平得西(旗字:瑞雲)、真栄里公民館(旗字:天恵)、JAおきなわ、石垣島製糖、八重山商工高等学校、大浜中学校、平真小学校児童会、平真小学校3分会)によるヤライ。
午後5時半頃、神司、地謡人、ティーラナビによる世願い(世乞い)が始まりました。
来夏世(クナツユー)の豊作を祈願します。
「ヤーラーヨー」を歌いながら円陣となります。
稲藁を頭に巻いて、クバの団扇を持って踊る様子がいい感じでした。
「世願い」の動画を撮影しました。
雰囲気が伝わるかな。
厳かな雰囲気の「世願い」の後は、一転してガーリー。
会場は、一気に爆発します。
9本の旗頭が、大阿母御嶽の前の所定の位置に固定されました。
奥の方に、大阿母御嶽で祈願をする神司たちが見えます。
各団体による旗頭の奉納。
余興の始まりです。
最初は、大浜中学校平得地区生徒会によるイリク太鼓。
イリク太鼓は、鉦2人、締太鼓10数人による太鼓踊りで、八重山で広く伝承されています。
続いて、大浜中学校真栄里地区生徒会によるイリク太鼓。
3番目は、平得婦人会による「平得世果報節」。
余興は、ガーリーやツナヌミンが始まる迄に、15団体が行いました。
旗頭のトゥールーに灯りが付いて、ガーリーの始まり。
夜空に光る旗頭が格好良かった。
東西から、ツナヌミンの登場。
東の武将は槍、西の武将は両手に鎌を持っています。
八重山の綱引き前のツナヌミンは、平得村が始まりと云われています。
平得村の宇理家は武人を多く輩出し、吉兆を占う大綱引きの直前に武人の誉れを八重山で最初に取り入れたそうです。
※ツナヌミンから大綱引きまでの動画を、このブログの最初に置いています。
是非、ご覧になってください。
ツナヌミンの後も、ガーリー。
綱を担いで、大綱引きの綱寄せが始まりました。
左右に綱を移動させながら、近づきます。
綱の位置で、長時間揉めました。
それだけ、本気だってことですね。
やっと、東西の綱を繋ぐグル(カヌチ棒)が入ります。
一気に、大綱引きが始まりました。
勝利を喜ぶ、東の人たち。
再びガーリーが始まって、終わったのは午後9時前。
平得・真栄里の豊年祭(ムラプール)は大満足でした。
地図をGoogleマップで表示
神司(カンツカサ)による世願い(世乞い)、旗頭ガーリー、ツナヌミン、大綱引きなど見所が沢山でした。
平得と真栄里は、それぞれで豊年祭1日目のオンプールを行いますが、2日目のムラプールは合同で行います。
真栄里村は平得村から分村して創設された(1765年)ことから、両村の繋がりは強いです。
ムラプールは午後5時半頃から始まりますが、少し早めに大阿母御嶽に到着しました。
すぐ近くの平得公民館へ行ってみると、平得の旗頭が、真栄里の旗頭を迎えに出発する所でした。
平得の旗頭を待つ、真栄里の旗頭一行。
平得と真栄里の旗頭の演舞が始まりました。
平得と真栄里の旗頭が、大阿母御嶽に到着。
合計9本の旗頭(平得東(旗字:慈雨)、平得西(旗字:瑞雲)、真栄里公民館(旗字:天恵)、JAおきなわ、石垣島製糖、八重山商工高等学校、大浜中学校、平真小学校児童会、平真小学校3分会)によるヤライ。
午後5時半頃、神司、地謡人、ティーラナビによる世願い(世乞い)が始まりました。
来夏世(クナツユー)の豊作を祈願します。
「ヤーラーヨー」を歌いながら円陣となります。
稲藁を頭に巻いて、クバの団扇を持って踊る様子がいい感じでした。
「世願い」の動画を撮影しました。
雰囲気が伝わるかな。
厳かな雰囲気の「世願い」の後は、一転してガーリー。
会場は、一気に爆発します。
9本の旗頭が、大阿母御嶽の前の所定の位置に固定されました。
奥の方に、大阿母御嶽で祈願をする神司たちが見えます。
各団体による旗頭の奉納。
余興の始まりです。
最初は、大浜中学校平得地区生徒会によるイリク太鼓。
イリク太鼓は、鉦2人、締太鼓10数人による太鼓踊りで、八重山で広く伝承されています。
続いて、大浜中学校真栄里地区生徒会によるイリク太鼓。
3番目は、平得婦人会による「平得世果報節」。
余興は、ガーリーやツナヌミンが始まる迄に、15団体が行いました。
旗頭のトゥールーに灯りが付いて、ガーリーの始まり。
夜空に光る旗頭が格好良かった。
東西から、ツナヌミンの登場。
東の武将は槍、西の武将は両手に鎌を持っています。
八重山の綱引き前のツナヌミンは、平得村が始まりと云われています。
平得村の宇理家は武人を多く輩出し、吉兆を占う大綱引きの直前に武人の誉れを八重山で最初に取り入れたそうです。
※ツナヌミンから大綱引きまでの動画を、このブログの最初に置いています。
是非、ご覧になってください。
ツナヌミンの後も、ガーリー。
綱を担いで、大綱引きの綱寄せが始まりました。
左右に綱を移動させながら、近づきます。
綱の位置で、長時間揉めました。
それだけ、本気だってことですね。
やっと、東西の綱を繋ぐグル(カヌチ棒)が入ります。
一気に、大綱引きが始まりました。
勝利を喜ぶ、東の人たち。
再びガーリーが始まって、終わったのは午後9時前。
平得・真栄里の豊年祭(ムラプール)は大満足でした。
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