8月11日(旧暦7月14日、旧盆2日目)の午後、八重瀬町東風平でシーシマーイ(獅子舞の御願廻り)を見学。
4か所の拝所での御願がメインで、獅子舞の演舞はありませんでしたが、獅子舞が大切にされているのが分かりました。

シーシマーイ@八重瀬町東風平(旧暦7月14日)
「東風平の獅子舞」魔除けとしての獅子加那志
130年程前に、東風平村に天然痘が大流行しました。そこで村の有志が集まり魔除けとして獅子加那志を仕立て、村人の健康と豊年を祈願して道行列(ミチズネイ)をしたのがはじまりと伝えられています。
出典:八重瀬町観光物産協会 八重瀬観光サイト
東風平の獅子頭は戦争で焼失してしまい、戦後1946年に謝花清孝さんによって製作されました。
その後、1966年に神谷房吉さんの獅子頭に代替わりしています。
現在の獅子頭が神谷さんによるものなのか、さらに代替わりしいているのかは未調査です。汗

シーシマーイ自体は東風平公民館から始まります。
その前に、東風平之殿(城門中)に安置されている獅子舞を迎えに行きます。
下の写真は、東風平之殿での御願の様子。

シーシマーイ@八重瀬町東風平(東風平之殿)

東風平之殿を出発して、東風平公民館を目指します。

シーシマーイ@八重瀬町東風平(旧暦7月14日)

シーシマーイ@八重瀬町東風平(旧暦7月14日)

シーシマーイ@八重瀬町東風平(旧暦7月14日)

公民館に到着した獅子舞。

シーシマーイ@八重瀬町東風平(東風平公民館)

公民館のヒヌカン(火の神)への拝み。

シーシマーイ@八重瀬町東風平(東風平公民館)

公民館を出発して、シーシマーイの始まり。
まずは、上地嶺之殿(上大城門中)へ。

シーシマーイ@八重瀬町東風平(旧暦7月14日)

シーシマーイ@八重瀬町東風平(旧暦7月14日)

上地嶺之殿での御願の様子。

シーシマーイ@八重瀬町東風平(上地嶺之殿)

蒲鉾などで、獅子舞に御もてなし。

シーシマーイ@八重瀬町東風平(上地嶺之殿)

神屋の前で、獅子舞が3回廻ります。
厄除けの意味があるようです。

シーシマーイ@八重瀬町東風平(上地嶺之殿)

次の神谷之殿(ノンドンチ)での御願の様子。

シーシマーイ@八重瀬町東風平(神谷之殿)

ここでも、獅子舞に御もてなし。
獅子舞も尾を振って喜んでました。

シーシマーイ@八重瀬町東風平(神谷之殿)

獅子舞が3回廻ります。

シーシマーイ@八重瀬町東風平(神谷之殿)

東風平之殿に戻って御願。

シーシマーイ@八重瀬町東風平(東風平之殿)

やっぱり、獅子舞が3回廻ります。

シーシマーイ@八重瀬町東風平(東風平之殿)

シーシマーイ@八重瀬町東風平(東風平之殿)

最後に佐久真之殿(佐久真門中)での御願。

シーシマーイ@八重瀬町東風平(佐久真之殿)

獅子舞に御もてなしする時の顔が優しいですね。

シーシマーイ@八重瀬町東風平(佐久真之殿)

獅子舞も3回廻って役割を果たします。

シーシマーイ@八重瀬町東風平(佐久真之殿)

シーシマーイ@八重瀬町東風平(佐久真之殿)

御願廻りが終わって、獅子舞は東風平之殿へ戻ります。
佐久真之殿には、立派なヒンプンがありました。

シーシマーイ@八重瀬町東風平(佐久真之殿)

旧暦8月16・17日の豊年祭には、獅子舞の演舞が行われます。
しかし今年もコロナの影響で、豊年祭を行うか未定だそうです。

八重瀬町東風平のシーシマーイの地図
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