石垣島の登野城と大川の豊年祭(オンプール)
昨日は、石垣市の登野城と大川のオンプール(御嶽豊年祭)を見学。
午前のプバナアギやミシャグパーシィなどの儀式から始まり、午後の獅子舞、ツナヌミン、綱引きなど夜まで楽しめました。
八重山の方言では、豊年祭をプールまたはプーリィ、プーリン等と呼びます。
旧暦6月の稲の収穫祭は、多くの地域で1-2日に渡って行われます。
1日目は、各字のオン(御嶽)で行われる儀式で、今年の収穫を感謝するオンプール。
2日目は、村全体の祭りで、クナツユー(来夏世、来年の世)の豊作を祈願するムラプール(村豊年祭)。
昨日は、石垣市の四ケ字(新川、石垣、大川、登野城)以外にも、宮良や平久保、竹富島、西表島で行われました。
日程が重なっているので、どれかを選ばなくていけないのが辛いです。
離島桟橋の近くに滞在しているので、登野城と大川のオンプールに行くことに。
午前9時頃に、登野城のイヤナスオン(米為御嶽)に到着。
近くにあるクバントォオン(小波本御嶽)に移動して、カンツカサ(神司)達によるプバナアギ(穂花上げ)を見学。
八重山の伝承では、タルファイとマルファイの兄妹が安南(現在のベトナム)から種子を持ってきて、稲作技術を伝えたそうです。
クバントォオンとイヤナスオンは、それぞれ兄妹の住んだ屋敷とマルファイの墓と云われています。
公民館を出発した旗頭一行が、イヤナスオンにやって来ました。
ホラ貝吹きと鉦鼓打ちに先導された太鼓隊。
イヤナスオン前は、大混雑です。
午前10時を回ると、イヤナスオンで再びプバナアギ。
続いて、ミシャグパーシィ(御神酒囃子)。
ミシャグは今年採れた新米で造った神酒で、神様に供えるもの。
ミシャグパーシィは、歌を歌いながら神酒を神に捧げる儀式で、豊年を感謝してユガフ(世果報)を祈願します。
給仕が手拍子をしながら歌って、高膳と湯桶などを左右に上げ下げします。
太鼓隊の奉納。
婦人会による巻き踊りの奉納。
これで、午前中の儀式が終了しました。
午後2時頃になると、会場をアーマーオン(天川御嶽)に移して、旗頭の演舞。
午前中と同じように、ミシャグパーシィ。
太鼓隊と続きます。
舞踊(夜雨節、よーほー節)の奉納。
巻き踊りの奉納。
その後にも、チビッ子の舞踊奉納があって、奉納儀式は終了。
余興の舞踊や空手演技などが終わると、棒術の奉納。
登野城の豊年祭の最後は、獅子舞。
特徴は、とにかく獰猛な事です。笑
獅子舞が年少者の頭を噛む微笑ましい光景は良く見ますが、棒術に参加した少年が食べられていました。
他にも、やりたい放題。
登野城の豊年祭が終了すると、大川の豊年祭へ。
大川でも午前中からプバナアギ等の儀式が、ミシャギオン(美崎御嶽)やウシャギオン(大石垣御嶽)で始まっています。
しかし午後の開始時間が午後4時と遅いので、間に合うと期待して、ウシャギオンへ移動。
ちょうど、舞踊奉納が終わって、棒術が始まるところでした。
大川の獅子舞。
続いて、琉球舞踊の鷲ぬ鳥節。
鷲ぬ鳥節は八重山の民謡なので、大人気ですね。
大川のツナヌミン。
先日の大浜でもそうでしたが、とにかく暗くて写真撮影が難しい。汗
大川の豊年祭の最後は、大綱引き。
東西に分かれて引き合いますが、結果は東の勝利。
翌日の今日は、四ケ字(新川、石垣、大川、登野城)の豊年祭2日目で、合同のムラプール。
午後に始まるので、ワクワクしています。笑
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午前のプバナアギやミシャグパーシィなどの儀式から始まり、午後の獅子舞、ツナヌミン、綱引きなど夜まで楽しめました。
八重山の方言では、豊年祭をプールまたはプーリィ、プーリン等と呼びます。
旧暦6月の稲の収穫祭は、多くの地域で1-2日に渡って行われます。
1日目は、各字のオン(御嶽)で行われる儀式で、今年の収穫を感謝するオンプール。
2日目は、村全体の祭りで、クナツユー(来夏世、来年の世)の豊作を祈願するムラプール(村豊年祭)。
昨日は、石垣市の四ケ字(新川、石垣、大川、登野城)以外にも、宮良や平久保、竹富島、西表島で行われました。
日程が重なっているので、どれかを選ばなくていけないのが辛いです。
離島桟橋の近くに滞在しているので、登野城と大川のオンプールに行くことに。
午前9時頃に、登野城のイヤナスオン(米為御嶽)に到着。
近くにあるクバントォオン(小波本御嶽)に移動して、カンツカサ(神司)達によるプバナアギ(穂花上げ)を見学。
八重山の伝承では、タルファイとマルファイの兄妹が安南(現在のベトナム)から種子を持ってきて、稲作技術を伝えたそうです。
クバントォオンとイヤナスオンは、それぞれ兄妹の住んだ屋敷とマルファイの墓と云われています。
公民館を出発した旗頭一行が、イヤナスオンにやって来ました。
ホラ貝吹きと鉦鼓打ちに先導された太鼓隊。
イヤナスオン前は、大混雑です。
午前10時を回ると、イヤナスオンで再びプバナアギ。
続いて、ミシャグパーシィ(御神酒囃子)。
ミシャグは今年採れた新米で造った神酒で、神様に供えるもの。
ミシャグパーシィは、歌を歌いながら神酒を神に捧げる儀式で、豊年を感謝してユガフ(世果報)を祈願します。
給仕が手拍子をしながら歌って、高膳と湯桶などを左右に上げ下げします。
太鼓隊の奉納。
婦人会による巻き踊りの奉納。
これで、午前中の儀式が終了しました。
午後2時頃になると、会場をアーマーオン(天川御嶽)に移して、旗頭の演舞。
午前中と同じように、ミシャグパーシィ。
太鼓隊と続きます。
舞踊(夜雨節、よーほー節)の奉納。
巻き踊りの奉納。
その後にも、チビッ子の舞踊奉納があって、奉納儀式は終了。
余興の舞踊や空手演技などが終わると、棒術の奉納。
登野城の豊年祭の最後は、獅子舞。
特徴は、とにかく獰猛な事です。笑
獅子舞が年少者の頭を噛む微笑ましい光景は良く見ますが、棒術に参加した少年が食べられていました。
他にも、やりたい放題。
登野城の豊年祭が終了すると、大川の豊年祭へ。
大川でも午前中からプバナアギ等の儀式が、ミシャギオン(美崎御嶽)やウシャギオン(大石垣御嶽)で始まっています。
しかし午後の開始時間が午後4時と遅いので、間に合うと期待して、ウシャギオンへ移動。
ちょうど、舞踊奉納が終わって、棒術が始まるところでした。
大川の獅子舞。
続いて、琉球舞踊の鷲ぬ鳥節。
鷲ぬ鳥節は八重山の民謡なので、大人気ですね。
大川のツナヌミン。
先日の大浜でもそうでしたが、とにかく暗くて写真撮影が難しい。汗
大川の豊年祭の最後は、大綱引き。
東西に分かれて引き合いますが、結果は東の勝利。
翌日の今日は、四ケ字(新川、石垣、大川、登野城)の豊年祭2日目で、合同のムラプール。
午後に始まるので、ワクワクしています。笑
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