石垣島の大浜豊年祭(ムラプール) 2018
昨日は石垣市大浜のムラプール(村豊年祭)を、午後2時のカースンヤー願いから見学。
大綱引きが終了したのは、午後8時半ごろでした。
イリク太鼓や旗頭、ツナヌミン、大綱引きなど内容が盛り沢山。
各団体の余興「道踊り」では、約1,200人が参加していて見ごたえがありました。
八重山の方言では、豊年祭をプールまたはプーリィ、プーリン等と呼びます。
旧暦6月の稲の収穫祭は、多くの地域で1-2日に渡って行われます。
1日目は、各字のオン(御嶽)で行われる儀式で、今年の収穫を感謝するオンプール(御嶽豊年祭)。
2日目は、村全体の祭りで、クナツユー(来夏世、来年の世)の豊作を祈願するムラプール。
オンプールは地元の人の行事だと思って遠慮して行きませんでしたが、ムラプールで聞いてみると、外部の人も参加可能。
夜に明かりの灯ったオンは、雰囲気が出て良い感じだそうです。
ダメ元で、行ってみればよかった。涙
大浜のムラプールは、朝8時から行われるアサニガイ(朝願い)から始まります。
アサニガイには間に合わなかったので、午後2時にカースンヤー浜で行われるカースンヤー願いから見学。
白朝衣をかけた神司の前の石が、各オンのイビを表しています。
右から、崎原御嶽、黒石御嶽、潤水御嶽、大底御嶽、大石御嶽。
ニライカナイに向かって、アガリ節(東節)を歌います。
両手を伸ばして、掌を自分の方に呼び込む所作の繰り返し。
カンヌフニ(神の舟)を招くユークイ(世乞い)だそうです。
オーセー(番所)のオーセーピヌカン(番所火の神)に移動して、オーセー願い。
オーセー(番所)に、まず旗頭2本を奉納。
イリク太鼓が、オーセの庭を時計回りに廻りながら奉納。
続いて、ミルク行列。
婦人会による巻踊り(夜雨節)の奉納。
初穂を持って踊ります。
参加する8本の旗頭の奉納。
オーセ前の通りで旗頭の演舞の後、カースンヤー願いと同じように、東に向かってユーニガイ(世乞い)のアガリ節を歌います。
これで儀式は終了。
総勢約1,200人の余興の始まりです。
まずは、旗頭の舞から。
オーセの奉納と同じように、イリク太鼓、ミルク行列、婦人会の巻踊りが続きます。
他にも大浜中学校郷土芸能部など、26団体。
一つの部落の豊年祭とは思えない規模です。
行列の終了まで、だいたい2時間位かかりました。
旗頭の先端のトゥール(灯籠)に明かりが灯ると、再び旗頭の舞。
夕暮れで暗くなっていく空に、旗頭の明かりが幻想的でした。
日が完全に暮れると、ツナヌミンの登場。
戸板に乗った武将が東西から現れて、オーセ前で戦います。
東側の武士は槍、西側は両手に鎌を持って参戦。
松明の火しかないので幻想的ですが、暗くて写真撮影が難しい。
確保したポジションのアングルは良かったんですが、少し遠かった。
フラッシュ禁止だったので、ツナヌミンの近くにすれば良かった…涙
ノイズ出まくりで、ボケボケの写真ですが、雰囲気は伝わるかな。
最後は、長さ130メートルの大綱引き。
八重山で最大級だそうです。
ウンター(上の村)とスムンター(下の村)に分かれて勝負します。
結果は、去年と同じようにスムンターの勝利。
6時間以上に渡って、大浜の豊年祭を楽しむことが出来ました。
八重山の豊年祭もディープで面白かったです。
この後も、旗頭が地域内を回るそうなので、大浜では長い夜になりそうですね。
地図をGoogleマップで表示
大綱引きが終了したのは、午後8時半ごろでした。
イリク太鼓や旗頭、ツナヌミン、大綱引きなど内容が盛り沢山。
各団体の余興「道踊り」では、約1,200人が参加していて見ごたえがありました。
八重山の方言では、豊年祭をプールまたはプーリィ、プーリン等と呼びます。
旧暦6月の稲の収穫祭は、多くの地域で1-2日に渡って行われます。
1日目は、各字のオン(御嶽)で行われる儀式で、今年の収穫を感謝するオンプール(御嶽豊年祭)。
2日目は、村全体の祭りで、クナツユー(来夏世、来年の世)の豊作を祈願するムラプール。
オンプールは地元の人の行事だと思って遠慮して行きませんでしたが、ムラプールで聞いてみると、外部の人も参加可能。
夜に明かりの灯ったオンは、雰囲気が出て良い感じだそうです。
ダメ元で、行ってみればよかった。涙
大浜のムラプールは、朝8時から行われるアサニガイ(朝願い)から始まります。
アサニガイには間に合わなかったので、午後2時にカースンヤー浜で行われるカースンヤー願いから見学。
白朝衣をかけた神司の前の石が、各オンのイビを表しています。
右から、崎原御嶽、黒石御嶽、潤水御嶽、大底御嶽、大石御嶽。
ニライカナイに向かって、アガリ節(東節)を歌います。
両手を伸ばして、掌を自分の方に呼び込む所作の繰り返し。
カンヌフニ(神の舟)を招くユークイ(世乞い)だそうです。
オーセー(番所)のオーセーピヌカン(番所火の神)に移動して、オーセー願い。
オーセー(番所)に、まず旗頭2本を奉納。
イリク太鼓が、オーセの庭を時計回りに廻りながら奉納。
続いて、ミルク行列。
婦人会による巻踊り(夜雨節)の奉納。
初穂を持って踊ります。
参加する8本の旗頭の奉納。
オーセ前の通りで旗頭の演舞の後、カースンヤー願いと同じように、東に向かってユーニガイ(世乞い)のアガリ節を歌います。
これで儀式は終了。
総勢約1,200人の余興の始まりです。
まずは、旗頭の舞から。
オーセの奉納と同じように、イリク太鼓、ミルク行列、婦人会の巻踊りが続きます。
他にも大浜中学校郷土芸能部など、26団体。
一つの部落の豊年祭とは思えない規模です。
行列の終了まで、だいたい2時間位かかりました。
旗頭の先端のトゥール(灯籠)に明かりが灯ると、再び旗頭の舞。
夕暮れで暗くなっていく空に、旗頭の明かりが幻想的でした。
日が完全に暮れると、ツナヌミンの登場。
戸板に乗った武将が東西から現れて、オーセ前で戦います。
東側の武士は槍、西側は両手に鎌を持って参戦。
松明の火しかないので幻想的ですが、暗くて写真撮影が難しい。
確保したポジションのアングルは良かったんですが、少し遠かった。
フラッシュ禁止だったので、ツナヌミンの近くにすれば良かった…涙
ノイズ出まくりで、ボケボケの写真ですが、雰囲気は伝わるかな。
最後は、長さ130メートルの大綱引き。
八重山で最大級だそうです。
ウンター(上の村)とスムンター(下の村)に分かれて勝負します。
結果は、去年と同じようにスムンターの勝利。
6時間以上に渡って、大浜の豊年祭を楽しむことが出来ました。
八重山の豊年祭もディープで面白かったです。
この後も、旗頭が地域内を回るそうなので、大浜では長い夜になりそうですね。
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