第15回 ハーリー由来まつり(豊見城ハーリー御願)
那覇は、昨日から快晴です。
豊見城城址公園にある豊見瀬御嶽で行われた「第14回 ハーリー由来まつり」を見学しました。
「ハーリー由来まつり」は、雨乞い(五穀豊穣)と那覇ハーリー、豊見城ハーリーのための御願です。
豊見城のハーリー御願は、首里王府の公式行事で、那覇・久米・泊によるハーリー競漕の一部でした。
王府時代は「豊見城上い」といって、那覇・久米・泊のハーリー衆は、豊見城にある豊見瀬御嶽を参拝していたそうです。
朝9時から開始すると聞いていたので、20分前くらいに豊見瀬御嶽に到着。
去年より、確実に見学する人達が増えています。
「ハーリー由来まつり」が定着しつつあるのは、嬉しいですね。
9時半過ぎに、ハーリー由来まつりが開始。
まずは、豊見瀬御嶽(神名:コハナリノ御イベ)での御願。
明治以降に、ハーリー御願は4つの地区(豊見城、根差部、嘉数、真玉橋)で別々に行われるようになしましたが、「ハーリー由来まつり」では本来の4地区合同の形に戻したそうです。
下の写真では、各地区のお供え物が並べられています。
下から2番目の左から、根差部のポーポー(焼き菓子)、嘉数のアマガシ(沖縄風ぜんざい)、豊見城のジンス(御神酒)、真玉橋のマーミナズーメー(モヤシの酢の物)。
続いて、豊見瀬御嶽の横にある穂花の御嶽(神名:アマオレヅカサノ御イベ)での御願。
残念なことに、穂花の御嶽の正確な位置は、沖縄戦で分からなくなってしまったそうです。
御神酒を、参拝したハーリー衆や来場者に振舞います。
ハーリー歌の奉納。
空手の奉納では、空手だけでなく棒術やティンベー、櫂の演舞も行われました。
ティンベーは、琉球古武道の武器の一種で楯のこと、亀の甲羅を模しています。
ティンベーとローチン(短槍)の演舞は珍しいですね。
櫂は船を漕ぐときの道具で、海人(漁師)が編み出した武術です。
ハーリーは、競漕だけでなく、御願から始まっているんですね。
来週行われる那覇ハーリーと7月に開催予定の豊見城ハーリーが楽しみです。
地図をGoogleマップで表示
豊見城城址公園にある豊見瀬御嶽で行われた「第14回 ハーリー由来まつり」を見学しました。
「ハーリー由来まつり」は、雨乞い(五穀豊穣)と那覇ハーリー、豊見城ハーリーのための御願です。
豊見城のハーリー御願は、首里王府の公式行事で、那覇・久米・泊によるハーリー競漕の一部でした。
王府時代は「豊見城上い」といって、那覇・久米・泊のハーリー衆は、豊見城にある豊見瀬御嶽を参拝していたそうです。
朝9時から開始すると聞いていたので、20分前くらいに豊見瀬御嶽に到着。
去年より、確実に見学する人達が増えています。
「ハーリー由来まつり」が定着しつつあるのは、嬉しいですね。
9時半過ぎに、ハーリー由来まつりが開始。
まずは、豊見瀬御嶽(神名:コハナリノ御イベ)での御願。
明治以降に、ハーリー御願は4つの地区(豊見城、根差部、嘉数、真玉橋)で別々に行われるようになしましたが、「ハーリー由来まつり」では本来の4地区合同の形に戻したそうです。
下の写真では、各地区のお供え物が並べられています。
下から2番目の左から、根差部のポーポー(焼き菓子)、嘉数のアマガシ(沖縄風ぜんざい)、豊見城のジンス(御神酒)、真玉橋のマーミナズーメー(モヤシの酢の物)。
続いて、豊見瀬御嶽の横にある穂花の御嶽(神名:アマオレヅカサノ御イベ)での御願。
残念なことに、穂花の御嶽の正確な位置は、沖縄戦で分からなくなってしまったそうです。
御神酒を、参拝したハーリー衆や来場者に振舞います。
ハーリー歌の奉納。
空手の奉納では、空手だけでなく棒術やティンベー、櫂の演舞も行われました。
ティンベーは、琉球古武道の武器の一種で楯のこと、亀の甲羅を模しています。
ティンベーとローチン(短槍)の演舞は珍しいですね。
櫂は船を漕ぐときの道具で、海人(漁師)が編み出した武術です。
ハーリーは、競漕だけでなく、御願から始まっているんですね。
来週行われる那覇ハーリーと7月に開催予定の豊見城ハーリーが楽しみです。
地図をGoogleマップで表示
← 前の記事:野生ラン(オキナワチドリなど)が満開 2017
次の記事:ブログをBloggerからJekyllに引越し →