宜野湾市の大山区大綱引き 2016
宜野湾市大山の綱引きを見て来ました。
大山では、旧暦6月15日に近い日曜日にウマチー綱引きが行われています。
ウマチーは、南西諸島で行われている麦・稲に関する4つの祭祀(旧暦2月の麦穂祭、3月の麦大祭、5月の稲穂祭、6月の稲大祭)のこと。
6月ウマチーは稲の収穫祭で、五穀豊穣と地域の繁栄を祈願します。
綱引きの拝みは、午前中にヒージャーガーと普天間宮、伊波の殿などで行われます。
見学をしたのは、午後2時から始まる道ズネー(道ジュネー)から。
道ズネーの最初から見たかったんですが、午後1時過ぎから3時前までの間、那覇では通り雨の連続。
綱引会場の宜野湾市立大山小学校に到着したのは、午後3時半。
それでも、少しだけ道ズネーを見ることが出来ました。
道ズネーの先頭は、前村渠の鉦鼓隊。
続いて、前村渠の旗頭と雄綱。
大山の綱には、先端のカヌチ(カヌチ棒で雄綱と雌綱を結合する部分)の周りにクーギ(フサフサの飾りの綱)があるのが特徴。
カヌチにクーギがあるのは、珍しいですね。
前村渠の後は、後村渠の道ズネー。
道ズネーの最後には、婦人会の踊りもありました。
会場の大山小学校に、旗頭と綱が到着すると、まずは旗頭のガーエー。
前村渠と後村渠で、旗頭の技を競います。
旗頭は30キロ以上で長さが4メートルなのに、凄い。
続いて、宜野湾の綱引き特有のもので、アギエー勝負。
アギエーは、掲げるという意味です。
六尺棒の先で綱を支えながら、お互いの綱を押し合います。
なるべく高く上げて、相手側を押し倒した方が勝ち。
アギエー勝負は1回勝負で、前村渠の勝利でした。
前村渠の勝利の舞いです。
雄綱のカヌチ部分を潰した後、雄綱と雌綱とカヌチ棒で結合。
メインイベントの綱引きの開始。
一回勝負で、後村渠の勝利。
勝利の舞いは、本当に嬉しそう。
かなり長い間、踊っていました。
この後には、アームレスリング大会が行われたそうです。
これまで宜野湾にはあまり来ていませんでしたが、独特な伝統が他にもありそうです。
今後は、宜野湾にも注目ですね。
地図をGoogleマップで表示
大山では、旧暦6月15日に近い日曜日にウマチー綱引きが行われています。
ウマチーは、南西諸島で行われている麦・稲に関する4つの祭祀(旧暦2月の麦穂祭、3月の麦大祭、5月の稲穂祭、6月の稲大祭)のこと。
6月ウマチーは稲の収穫祭で、五穀豊穣と地域の繁栄を祈願します。
綱引きの拝みは、午前中にヒージャーガーと普天間宮、伊波の殿などで行われます。
見学をしたのは、午後2時から始まる道ズネー(道ジュネー)から。
道ズネーの最初から見たかったんですが、午後1時過ぎから3時前までの間、那覇では通り雨の連続。
綱引会場の宜野湾市立大山小学校に到着したのは、午後3時半。
それでも、少しだけ道ズネーを見ることが出来ました。
道ズネーの先頭は、前村渠の鉦鼓隊。
続いて、前村渠の旗頭と雄綱。
大山の綱には、先端のカヌチ(カヌチ棒で雄綱と雌綱を結合する部分)の周りにクーギ(フサフサの飾りの綱)があるのが特徴。
カヌチにクーギがあるのは、珍しいですね。
前村渠の後は、後村渠の道ズネー。
道ズネーの最後には、婦人会の踊りもありました。
会場の大山小学校に、旗頭と綱が到着すると、まずは旗頭のガーエー。
前村渠と後村渠で、旗頭の技を競います。
旗頭は30キロ以上で長さが4メートルなのに、凄い。
続いて、宜野湾の綱引き特有のもので、アギエー勝負。
アギエーは、掲げるという意味です。
六尺棒の先で綱を支えながら、お互いの綱を押し合います。
なるべく高く上げて、相手側を押し倒した方が勝ち。
アギエー勝負は1回勝負で、前村渠の勝利でした。
前村渠の勝利の舞いです。
雄綱のカヌチ部分を潰した後、雄綱と雌綱とカヌチ棒で結合。
メインイベントの綱引きの開始。
一回勝負で、後村渠の勝利。
勝利の舞いは、本当に嬉しそう。
かなり長い間、踊っていました。
この後には、アームレスリング大会が行われたそうです。
これまで宜野湾にはあまり来ていませんでしたが、独特な伝統が他にもありそうです。
今後は、宜野湾にも注目ですね。
地図をGoogleマップで表示
← 前の記事:糸満市武富の綱引き
次の記事:南城市玉城仲村渠の綱引き 2016 →