ハーリー(爬竜船競漕)は、本来ユッカヌヒー(旧暦5月4日)に行われます。
しかし最近の一部地域では、ユッカヌヒーが休日でない場合に、ユッカヌヒーの週の日曜日に行われます。
沖縄本島南部では、糸満市(喜屋武)や南城市(海野・馬天)などで、ハーリーが今日開催されました。
一昨日のユッカヌヒーに、糸満ハーレーを見たばかりですが、同じく糸満市で行われた喜屋武ハーリーを見学して来ました。

喜屋武ハーリー

会場は喜屋武漁港で、競漕の開始時間は午前10時。
10時少し前に会場に到着しましたが、まだ開会式が終わってなかったので良いタイミングでした。
喜屋武ハーレーでは、北支部、中支部、南支部で競い合います。
各チームは、ハチマキとハーリーギン(衣装)の色ですぐに見分けることが出来ます。
北支部:黄緑、中支部:赤、南支部:水色。
競漕の5種目は、御願ハーリー、青年ハーリー、勝負ハーリー、二人乗りハーリー、上がいハーリー。
それぞれ順位ごとに点数を獲得して、3チームで争います。

喜屋武ハーリー

喜屋武ハーリー

喜屋武ハーリー

喜屋武ハーリー

喜屋武ハーリーの見所は、独特の二人乗りハーリー(タイグヮーヌイ)。
他の地域のハーリーでは、見ることが出来ません。

タイグヮーヌイ@喜屋武ハーリー

タイグヮーヌイ@喜屋武ハーリー

タイグヮーヌイ@喜屋武ハーリー

他に、職域ハーリーや門中ハーリーが行われて、最終レースが終わったのが午後2時ごろ。
ハーリー大会の結果は、中支部が全てのレースで1位を獲得して圧勝。

喜屋武ハーリー

喜屋武ハーリー

ハーリー大会は、各地域ごとに特色があって面白いですね。
来年のユッカヌヒーには、別の地域のハーリーを見てみたいです。

喜屋武ハーリー 2015の地図
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