百人御物参@首里城公園

今日の那覇は、気温が22度を超えてポカポカ陽気。
首里城では、正殿裏手の御内原に新たな施設（黄金御殿、寄満、近習詰所、奥書院）が開館したことを記念して、百人御物参が行われました。
百人御物参は、神女たちが首里城および周辺の聖域をお参りする神聖な行事です。

まず、首里城正殿前の御庭に、男性の諸官が登場。



焼香して火の神へ遥拝。
この時に、女性の神女は、正殿「おせんこみちゃ」で火の神に祈願しています。



神女が。暗シン御門を通って登場。
暗シン御門は、小説テンペストが好きな人なら、ご存知ですよね。
寧温と真鶴が入れ替わるときに使われた場所です。



神女にお辞儀する男性の諸官。



男性の諸官と神女が、御嶽礼拝に出発。



首里森御嶽での礼拝。





「京の内」は男子禁制だったので、神女のみで「京の内」の巡拝。
4か所の御嶽を拝みます。











最後に首里森御嶽に戻って、礼拝をして終了。
厳かなイベントでした。

下の写真は、首里城で新たに公開された奥書院。
奥書院は、琉球国王が執務の合間に休憩した場所だそうです。




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