那覇では、夜間から明け方にかけて温度が下がるようになってきました。
寝ている間にエアコンを使わなくても耐えられる位になっています。
久しぶりにナンゴクネジバナ(学名:Spiranthes sinensis var. sinensis)の経過報告です。

3月末に播種したナンゴクネジバナは、6月後半にプロトコームの形成がピーク
しかし、夏前に発芽したほとんどの実生は、夏の高温多湿で溶けるように腐ってしまいました。涙
生き残ったものも、葉が2枚の状態で9月前半まで変化なし。
夏眠していたのかな?
最近、3枚目の葉が出てきました。

ナンゴクネジバナの実生(seedling of Spiranthes sinensis)

ナンゴクネジバナの実生(seedling of Spiranthes sinensis)

9月前半から、再びプロトコームが見られるようになってきました。
どうやら、夏の前後でプロトコームが出来るみたいです。
播種をする時に、種が厚く重なってしまったため、密集したプロトコームがチラホラ。
そのままにしておくと確実に腐ってしまいそうなので、爪楊枝でほぐして2-3個くらいにして移植。

ナンゴクネジバナのプロトコーム(protocorms of Spiranthes sinensis)

ナンゴクネジバナのプロトコーム(protocorms of Spiranthes sinensis)

ナンゴクネジバナのプロトコーム(protocorms of Spiranthes sinensis)

無事に生育して欲しいですね。

追加:
2015年3月、ナンゴクネジバナは実生2年目で、見事開花しました。

実生2年目のナンゴクネジバナが開花

実生2年目のナンゴクネジバナが開花:南の島旅