爆走トロッコ(Molek)@スマトラ島、インドネシア
1泊2日で、ブンクル州(Bengkulu Province)の北部山間部にある爆走トロッコ(Molek)に乗って来ました。
Molekは、 Motor Lori Ekspresの略で、丁度インドネシア語の美しい女性という意味だそうです。
Napal Putihと金鉱山の村Lebong Tandaiの間、約30キロを、片道約3時間かけて結んでいます。
軽便鉄道・森林鉄道の一種で、元々は鉱山鉄道として使われていたそうです。
日帰り予定が、急遽Lebong Tandaiに宿泊しましたが、大満足でした。
まずは、午前7時にブンクル市街からMolekの出発するNapal Putihへ。
海沿いの道を、ひたすら北上しました。
そして、海沿いの道から標識に従って右折。
Napal Putihへの道は、ひたすら険しかったです。涙
普通のセダンでは不可能としか思えない荒れようで、実際無理でした。
仕方ないので、迂回路を走っている内に迷子になってしまい、1時間半以上迷走…涙
通りかかったバイクの人をガイドに雇って、なんとかNapal Putihに到着したのは正午12時。
距離的には3時間程度で到着するはずだったのに、5時間もかかってしまい、運転手兼ガイドと自分はクタクタでした。
この運転手さんは、最初は運転手だけの予定でしたが、実質ガイドになっています。笑
Molek乗り場の売店の人に、Lebong Tandai行きの出発の時間を聞くと、次は午後5時。
それに乗らなければ、明日の午前7時。
午後5時に出発した場合、暗くて景色を楽しめない。
明日の午前7時の場合には、スマトラ島は雨期なので雨の可能性が高い。
どっちにしても、良い選択ではない!!
そこで、出した答えはMolekのチャーター。
大人なので、お金で解決できることは、お金で解決します。笑
ダメもとでチャーター交渉を、売店の兄ちゃんとするように運転手兼ガイドにお願いしました。
売店の兄ちゃんがMolekの運転手に連絡をしてくれて、交渉開始。
Lebong Tandaiまで、Rp600,000で行ってくれるそうです。
行けるのは嬉しいけど、ちょっと高いんじゃない?と聞いてみると、現在Molekの線路が1か所崩落してしまい、両方向からピストン運転しているそうです。
つまり、Napal PutihとLebong Tandaiの両方でMolekと運転手を雇う必要があるってことですね。
晴れている時にMolekに乗らないのは勿体ないので、Rp600,000で交渉成立。
*翌日も快晴だったので、結果的にMolekをチャーターする必要はありませんでしたが、それは気にしないことに。笑
帰りは、定期便だったのでRp40,000でした。
以下の写真は、行きと帰りの写真がゴッチャになっていますが、気にしないで下さい。
Napal Putih付近は、まだ草原やオイルパーム畑で、明るい感じです。
下の写真でMolekの疾走感が分かるかな?
走行中は常に、周りの木や草が当たってきます。汗
虫も一緒に飛び込んでくるので、大変でした。
これも、Molekの醍醐味ですね。
Lebong Tandaiに近づくにつれて、ジャングルに変わっていきます。
後ろのMolekを見ると、崖に張り付くように走っているのが分かります。
次は、Molekの醍醐味である、橋などの危険な部分。
これを体験するために、ここまでやって来ました。
下の写真は、Molekのチャーター料が倍増した原因の、線路の崩落部分。
崖に沿って下りていき、反対側に渡って、迎えに来ているMolekに乗り込みます。
Lebong Tandaiに近づくと、トンネルが増えてきます。
Molekは安全なのかというと、微妙です。汗
エンジントラブルや脱線、スリップして進まない事は割と頻繁にありました。
でも、地元の乗客は慣れていて、自発的にMolekのレスキューを手伝っていました。
真っ暗のトンネル内で、脱線した時には、少し焦りましたね。汗
終点のLebong Tandai。
片道3時間は、長かった…汗
Lebong Tandaiに到着したのは午後5時。
もちろん、その日には帰りの便はありません。
Lebong Tandaiのチーフをどうやって探そうかと思っていましたが、連絡が入っていたのか、既に迎えに来てくれていました。
運転手兼ガイドがチーフに話しかけると、チーフは分かっているという感じて付いて来いとジェスチャー。
歩いて1分の所にある、Lebong Tandaiの村役場に入って、チーフと暫く歓談。
何とか気に入って貰えたようです。
村役場には、ベッドやトイレ(マンディー付き)などがあって、そのまま宿泊することになりました。
荷物を置くと、チーフが村を案内してくれました。
気さくな、良い人です。
水力発電をしているので、1日中電気が使えるそうです。
村内は、トロッコのレールがアチコチに延びていました。
Molekのレールは、鉱山の穴の中にも続いていました。
Molekは元々鉱山の為に作られたので、当たり前と言えば当たり前ですね。
夕食は、村内にある食堂で頂きました。
売店も数か所にあるので、特に困ることはありませんでした。
翌朝、8時過ぎ位にMolekに乗車。
Napal Putihからの帰路は、セダンでも普通に走れる道を教えて貰っていたので、スムーズに走行できました。
かなり大回りになったので、ブンクル市街まで5時間弱かかりましたが…
本日、無事にブンクル市内に無事に帰着。
爆走トロッコ(Molek)は、なかなか出来ない貴重な体験でした。
地図をGoogleマップで表示
Molekは、 Motor Lori Ekspresの略で、丁度インドネシア語の美しい女性という意味だそうです。
Napal Putihと金鉱山の村Lebong Tandaiの間、約30キロを、片道約3時間かけて結んでいます。
軽便鉄道・森林鉄道の一種で、元々は鉱山鉄道として使われていたそうです。
日帰り予定が、急遽Lebong Tandaiに宿泊しましたが、大満足でした。
まずは、午前7時にブンクル市街からMolekの出発するNapal Putihへ。
海沿いの道を、ひたすら北上しました。
そして、海沿いの道から標識に従って右折。
Napal Putihへの道は、ひたすら険しかったです。涙
普通のセダンでは不可能としか思えない荒れようで、実際無理でした。
仕方ないので、迂回路を走っている内に迷子になってしまい、1時間半以上迷走…涙
通りかかったバイクの人をガイドに雇って、なんとかNapal Putihに到着したのは正午12時。
距離的には3時間程度で到着するはずだったのに、5時間もかかってしまい、運転手兼ガイドと自分はクタクタでした。
この運転手さんは、最初は運転手だけの予定でしたが、実質ガイドになっています。笑
Molek乗り場の売店の人に、Lebong Tandai行きの出発の時間を聞くと、次は午後5時。
それに乗らなければ、明日の午前7時。
午後5時に出発した場合、暗くて景色を楽しめない。
明日の午前7時の場合には、スマトラ島は雨期なので雨の可能性が高い。
どっちにしても、良い選択ではない!!
そこで、出した答えはMolekのチャーター。
大人なので、お金で解決できることは、お金で解決します。笑
ダメもとでチャーター交渉を、売店の兄ちゃんとするように運転手兼ガイドにお願いしました。
売店の兄ちゃんがMolekの運転手に連絡をしてくれて、交渉開始。
Lebong Tandaiまで、Rp600,000で行ってくれるそうです。
行けるのは嬉しいけど、ちょっと高いんじゃない?と聞いてみると、現在Molekの線路が1か所崩落してしまい、両方向からピストン運転しているそうです。
つまり、Napal PutihとLebong Tandaiの両方でMolekと運転手を雇う必要があるってことですね。
晴れている時にMolekに乗らないのは勿体ないので、Rp600,000で交渉成立。
*翌日も快晴だったので、結果的にMolekをチャーターする必要はありませんでしたが、それは気にしないことに。笑
帰りは、定期便だったのでRp40,000でした。
以下の写真は、行きと帰りの写真がゴッチャになっていますが、気にしないで下さい。
Napal Putih付近は、まだ草原やオイルパーム畑で、明るい感じです。
下の写真でMolekの疾走感が分かるかな?
走行中は常に、周りの木や草が当たってきます。汗
虫も一緒に飛び込んでくるので、大変でした。
これも、Molekの醍醐味ですね。
Lebong Tandaiに近づくにつれて、ジャングルに変わっていきます。
後ろのMolekを見ると、崖に張り付くように走っているのが分かります。
次は、Molekの醍醐味である、橋などの危険な部分。
これを体験するために、ここまでやって来ました。
下の写真は、Molekのチャーター料が倍増した原因の、線路の崩落部分。
崖に沿って下りていき、反対側に渡って、迎えに来ているMolekに乗り込みます。
Lebong Tandaiに近づくと、トンネルが増えてきます。
Molekは安全なのかというと、微妙です。汗
エンジントラブルや脱線、スリップして進まない事は割と頻繁にありました。
でも、地元の乗客は慣れていて、自発的にMolekのレスキューを手伝っていました。
真っ暗のトンネル内で、脱線した時には、少し焦りましたね。汗
終点のLebong Tandai。
片道3時間は、長かった…汗
Lebong Tandaiに到着したのは午後5時。
もちろん、その日には帰りの便はありません。
Lebong Tandaiのチーフをどうやって探そうかと思っていましたが、連絡が入っていたのか、既に迎えに来てくれていました。
運転手兼ガイドがチーフに話しかけると、チーフは分かっているという感じて付いて来いとジェスチャー。
歩いて1分の所にある、Lebong Tandaiの村役場に入って、チーフと暫く歓談。
何とか気に入って貰えたようです。
村役場には、ベッドやトイレ(マンディー付き)などがあって、そのまま宿泊することになりました。
荷物を置くと、チーフが村を案内してくれました。
気さくな、良い人です。
水力発電をしているので、1日中電気が使えるそうです。
村内は、トロッコのレールがアチコチに延びていました。
Molekのレールは、鉱山の穴の中にも続いていました。
Molekは元々鉱山の為に作られたので、当たり前と言えば当たり前ですね。
夕食は、村内にある食堂で頂きました。
売店も数か所にあるので、特に困ることはありませんでした。
翌朝、8時過ぎ位にMolekに乗車。
Napal Putihからの帰路は、セダンでも普通に走れる道を教えて貰っていたので、スムーズに走行できました。
かなり大回りになったので、ブンクル市街まで5時間弱かかりましたが…
本日、無事にブンクル市内に無事に帰着。
爆走トロッコ(Molek)は、なかなか出来ない貴重な体験でした。
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